●脳はほめられることで、自らの構造を変えていく


下條教授は大学の共同研究者たちとともに、機能的MRIという機械を使って実験を行うことにした。強い磁気を当てることによって、何かを考えたり、行動をしたりしているときに、脳のどの部分が活動しているかを調べることができる。


被験者は、まず、手か足のどちらかを動かしているところをイメージするように言われた。たとえばテニスが趣味の人なら、自分がラケットを振っているところをイメージしてもらう。自転車が好きな人なら、自転車のペダルをこいでいるところをイメージしてもらう。そのときの脳の活動を、機能的MRIで読み取る。


そして、手の場合であれば手を動かすところをイメージしたときに、本来、手を動かすときに使う脳の部分が活性化していれば画面に1ドル札の写真が現れ、「あなたは1ドルを獲得しました」と表示される。一方、イメージがうまくできず、上手に手を動かす部分を活性化できなければ1ドル札がばらばらになった画像が現れ「あなたは1ドルを獲得できませんでした」と表示される。ちなみに、獲得したお金は実験後、実際にもらうことができる。だからこそ被験者は、必死でイメージに取り組むことになった。


こうして、何度か訓練をしてから手の動きを検査する。具体的には、音が鳴ってから手を動かすまでにかかる反応時間を調べた。すると驚いたことに、訓練によって反応時間はたしかに速くなっていた。さらに、こんどは足の動きを上手にイメージできたときに報酬をもらえるようにすると、足の反応速度も上がった。つまり、「考えるだけでも動きをよくすることは、可能」だということだった。


「簡単にいうと、脳は、もしある行動をとるといいことがあるということがわかると、その行動をとりやすいように自分を変えていくという、そういうやわらかさというのですかね、そういうことを持っているということがわかったということです。ですから逆に、それを利用して脳の機能や行動を改善しようと、そういうアプローチも可能になるのではないか、ということがいえます」(下條教授)

(「脳がよみがえる」)









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