未来(あした)何食べる?

無視できない内容でしょう。
 
岡本 よりたか
日本で起きていることは意外と日本人には分からないものです。

「世界が食べられなくなる日」と言うフランス映画が描くのは、日本国民が食べるお米全量の3倍以上もの量が毎年輸入されている遺伝子組み換え食品による健康被害の検証実験と、原発事故により土地を追われてゆく日本国民の姿。

あの腫瘍が出来たラットのショッキングな写真を見ても、それが明日のわが身であるとは想像できないし、行く末を悲観し 死を選んだ夫を嘆く妻と子供の姿を見ても、同じ日本人の悲劇とは思えない。そんなことは無いと言うだろうけども、そういう人が多いように思えてなりません。...

僕とて、この映画を3度観たけれども、未だに現実の出来事として腹の底に落ちてくれません。それほど「非現実的」な悲劇が「現実」に起きているということなのです。

福島第一原発は一進一退を繰り返し、昨日観測されなかった放射性物質が今日観測される毎日。汚染水の海への漏水が起き、農作物だけでなく、魚介類への信頼度も落ちてくる。TPPにより、更に遺伝子組み換え食品が蔓延するのではと言う不安感が与え続けられる

これ以上、原発事故のことや遺伝子組み換え食品の負の情報を聞かせないでくれと思う気持ちも分からないでもないけれど、日本で起きている現実なのだから、日本人はもっとちゃんと知るべきだと思います。

静岡で企画された、この「世界が食べられなくなる日」の上映会は9月16日と17日の二日連続上映です。二日目の17日は、上映後に、僕と、「遺伝子組み換え食品の真実」の翻訳者である白井和宏さんとで、映画の説明、遺伝子組み換え食品の真実をお話しします。

この映画を観て、講演を聞いていただければ、翌日からの生き方が変わると思います。お時間のある方は、是非お越しください。

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「未来(あした)なに食べる?」

「世界が食べられなくなる日」映画上映
9月16日(月) 9:45-11:45
9月17日(火) 10:00-12:00

トーク「壊れゆく日本の食卓~遺伝子組み換え食品の現実」
9月17日(火) 13:30-15:30

場所:清水町地域交流センター多目的ホール
参加費:上映会 1000円
   :講演会 1000円

問い合わせ:090-9900-4899 キリハラ
     :ashitabe@gmail.com

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2014.12.9

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