瀬古選手と中村監督の師弟関係。何を食べているかわからないのに指導できない。。。ごもっとも。
どんな良い練習していてもアイスクリームやカップラーメンを食べていては、本人のベストパフォーマンスなんて出せるわけがない。
最近出ているスポーツ食品は糖質や人工甘味料多く、これもまた毎日食べていたら良い結果なんて望めない。
24時間コンビニはやっていてジャンクフード摂り放題の世の中、食事を管理したい指導者の気持ちはわかります。
練習して疲れればタガが外れても不思議ではありません。そこで何が良いかアドバイスできる指導者に出会いたいですね。
Q:すべてを「イエス」と言うのは、しんどくなかったか?
瀬古:しんどい時もあったけど、それしかないと思っていたから我慢できた。特に学生時代は何もわからないわけで、「はい」と、言うことを聞くしかないと思っていた。それは自分で決めていたので、決めた以上はやろうと思った。途中で投げ出したりするのは、イヤだ。
ただ、中村先生も人間だから、嫌なところやイヤな面も見えてくる。だけど「俺を指導できるのはこの人しかいない」と信じて、そこは目をつぶった。
中村先生の求めるものはだんだん高くなり、厳しくなっていった。たとえば「人しゃべっちゃダメ」「外で食事するな」とか。特に外食は厳禁だった。「俺の目の前で食べないと、どれだけ食ったかわからない。それがわからないと指導できない」と言われた。
食べるのはお前らの仕事で、それを管理するのは俺の仕事だ、という。言われてみればそうだが、その管理はすごかった。365日一緒だから。
(月刊陸上競技)
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