98%がんにならないチンパンジー

●98%がんにならないチンパンジー

 

インスリンは体内でさまざまな役割を担っており、なかでも重要な任務は血糖値を下げること。ヒトが食べた糖質が消化・分解されてブドウ糖として吸収されると、膵臓のβ細胞から分泌されて血糖値を下げる(血中のブドウ糖を細胞に送り込む)のでしたね?

 

ブドウ糖は、人体のエネルギー源です。ところが不思議なことに、それを送り込むホルモンは、唯一インスリンしかありません。普通に考えれば、エネルギー摂取に関わる媒体であるインスリンは非常に大切な物質ですから、何らかの事情によって枯渇するなどした際のセーフティネットとして、スペアに相当するものが用意してあるはずです。しかし、人体のどこを探しても、そういった物質は見当たりません。

 

反対に、血糖値を上げるホルモンは何種類も存在します。それらを総称して「インスリン拮抗ホルモン」といい、β細胞の隣にあるα細胞が分泌するグルカゴン、副腎が分泌するアドレナリン、脳下垂体が分泌する成長ホルモンなどがあります。

 

この事実から推察できるのは、古代人にとって糖質はさほど必要な栄養素ではなかったということ。当時は糖質を含むものをほとんど食べていなかったのですから、その程度・頻度の血糖値上昇に対応するホルモンは、インスリンひとつで事足りたというわけです。

 

翻って、現代人はどんなものを食べているのでしょうか?「ヘルシー」や「低カロリー」という間違ったイメージが蔓延したせいで、穀物・果物・野菜中心の”草食”です。栄養素でいえば、炭水化物のオンパレードです。

 

農耕が始まって以来の、わずか一万年程度の進化ではDNAの書き換えが行われないため、ヒトは今も食物繊維の消化はできません。にもかかわらず、本来の食性と異なる食生活を送っているのが、私たち現代人。そして、この大きなボタンのかけ違いこそが、現代人に多くの病気や体調不良をもたらしている原因だと考えられるのです。

 

DNAの99%がヒトと同じであるというチンパンジーが、がんによって死亡する確率は2%未満。対して、ヒト(日本人)は30%もの高率です。がんの原因には、食事だけでなく飲酒や喫煙やストレスも含まれるので一概には断定できませんが、このデータだけを見ればチンパンジーのほうが自分の体質に合った食生活を送っているようです。

 

猿は草食じゃないの?という方がいらっしゃるかもしれませんが、多くの猿は基本的に雑食です。

(中略)

私たち現代人が食物(炭水化物)ばかりを食べている食生活は、せっかく699万年にわたって練り上げた、肉食動物としての遺伝子情報に逆らっているということ。「動脈硬化になる」などと決めつけて必須栄養素を食べず、「ヘルシー」といって非必須栄養素ばかり口にしているのは、とてもおかしなことなのです。

(「日本人だからこそ「ご飯」を食べるな」)

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健友館こん整体
院長:  今  晋

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