サポニン

●サポニンが腸粘膜を溶かす

 

豆類に含まれるタンパク質のなかでは、「サポニン」も問題となります。

 

サポニンは、豆類などの植物に豊富な泡を出す成分で、天然の界面活性剤(油を溶かして水で洗い流すことができる)として知られます。

 

たとえば、小豆を煮ると煮汁が泡立ちますね?茶会でお茶を点てても抹茶が泡立つでしょう。これらの泡立ちが、じつはサポニンの働き。ギリシャ語では「石鹸(soap)」を意味し、「シャボン」と語源は同じです。

 

このサポニンの洗浄作用を利用した歴史は古く、平安時代には果実や果皮をつぶして水と混ぜ、洗髪していたといいますが、その本質はレクチン同様、植物が生み出す「毒」に他なりません。

 

サポニンの界面活性作用で細胞膜を溶かし、赤血球などにダメージを与えることは古くから分かっていましたが、それよりも問題となるのはリーキーガットとの関係です。

 

サポニンは調理によっても失活することがありません。豆類を2時間熱湯で茹でてもほとんどのサポニンが残存しています。意外に思われるかもしれませんが、煮豆などを摂ることでリーキーガットが引き起こされ、慢性炎症が起きやすくなるのです。

 

アスリートなどで「大豆プロテイン」のサプリメントを服用している人がいますが、これは一番サポニン濃度が高く危険です。

 

また、これも驚かれるかもしれませんが、ヘルシーなイメージのある豆腐にもサポニンは多く含まれます(ただし、納豆のような発酵させた豆類や発芽豆ではサポニン量はかなり減少します)。

ほかにも、トマトやポテトなどナス科の植物に含まれるサポニンを「グライコアルカロイド」と言いますが、これらもリーキーガットを起こすことが多数報告されています。

(「間違いだらけの食事健康法」)

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