一日3食

「歯医者が虫歯を作ってる」より抜粋。

 

●「一日3食」はどこからやってきたのか

 

僕は一日4食ですが、香港の人は一日5色だそうです。日本人は平均的には3食でしょう。一日3食は先進国では標準的なようですが、そのルーツをご存じでしょうか。

 

日本人は江戸時代くらいまでは、一日2食が普通でした。江戸時代の農民の一日は朝、日が昇るとともに起き、外がまだ涼しいうちに農作業を行います。そして日が高くなってきた頃に農作業をいったん終え、家に帰ってご飯を食べます。ブランチ的な食事を終えると、すぐに昼寝をします。「親が死んでも食休み」というくらい、昼寝は重要です。そして少し日も傾いた頃にまた農作業に戻り、日が暮れるまで働きます。日が暮れたら家に帰って晩ご飯を食べる、というのが農家の標準的な一日でした。

 

産業革命前のヨーロッパもまた農耕社会でした。ですからやはりヨーロッパ人も朝から農作業に励み、日が昇るとご飯を食べ、その後昼寝をし、涼しくなってからまた農作業に戻る、そして日が暮れるまで働いてから晩ご飯を食べるというのは、日本人と一緒でした。そして昼寝の習慣が今でも、スペインなどでは”シエスタ”という長い昼休みとして残っています。

 

18世紀にイギリスで始まった産業革命によって、農民の多くが都市へと流れ、工場労働者として働くようになりました。工場では夏も冬もなく、昼も夜もなく、長時間の過酷な労働が労働者に課せられました。労働者をより効率的に働かせるために、朝ご飯を食べてから工場で働き、昼に短い休憩時間を与えて昼ご飯を取らせ、昼寝なんてもちろんさせずに夜遅くまで働かせました。そして労働者は家に帰ってから晩ご飯を食べるという、今の一日3食の習慣ができたのです。

 

労働者が工場で働くようになってから、労働時間は飛躍的に増えました。それゆえ3食になったわけですが、他にも昼寝もさせずに働かせ続けるために、眠気を飛ばすためのカフェインと、即効性のあるエネルギー補給のための砂糖が、工場労働者の定番となりました。これがイギリスでは砂糖入り紅茶、フランスでは砂糖入りコーヒーとなったのです。工場化していく社会もまた砂糖を欲するようになったというわけです。そして、産業革命によって砂糖が安く、大量に生産できるようになったことも、この食習慣に貢献しているのです。

(中略)

一日3食というのは、過酷な長時間の労働を強いるために編み出された食事法にすぎず、その中に砂糖もしっかりと組み込まれているというわけです。ちなみに僕の一日4食というのは特別な理由はなく、食事というものはおなかの空いたときに好きなだけ食べればよいと考えているからです。

 

 

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