薬は全身に作用する

●体の一部ではなく全身に作用する


薬はどのような吸収のされ方をしても血液に入って全身を巡る。体の中をぐるぐる回りながら、肝臓で処理され、腎臓を通って尿になり排泄される。肝臓の働きで薬の成分は減らされて、腎臓機能によって体外に出ていくわけだ。


薬が全身をくまなく循環しているということは、その効果や影響が一定の部分にだけ及ぶわけではないということだ。頭が痛いからと鎮痛剤を飲んだとすると、その効果はピンポイントで痛い部分に働くのではなく、それこそ全身にも影響があらわれてくる。


鎮痛剤で胃が痛くなったり、体がむくんだりするといった”副作用”を経験したことがある人は少なくないだろう。塗り薬や貼り薬でも同じことは起こる。ステロイド系の塗り薬を使うと、まったく塗っていない部分にリバウンド(かゆみや発疹など)が出たり、免疫不全が起きたりするケースがあるのだ。


私が診た患者さんにも、腰が痛いからといって痛み止めが入っている湿布剤を貼ったところ、尿が出なくなったという人がいた。痛み止めの成分が痛みを抑えるだけでなく、腎臓に大きな負担を与えた結果、腎臓機能が阻害されたのである。


副作用については知っていても、いざ薬を使うときには、それが”患部”にだけ効くと思ってしまっている人は少なくない。それが薬の使いすぎにもつながっているのだろう。あらためて注意を喚起しておきたい。

(「薬がいらない体になる食べ方」)








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