腰の使い方

スポーツで「腰を使え」とよく言われますが、本当の腰の可動域は少ないです。


●腰の可動域


腰椎は軟らかくしすぎることに注意しなくてはならない関節です。これは、ゴルフや野球のスイングのときに顕著に現れます。


腰椎の椎間関節は関節面が縦になっているので、回旋方向へのROM(関節可動域)は、1つの関節間で約1度といわれています。そのため、5個の関節を合わせても5度しかありません。そのため腰を過剰に捻ることは椎間関節に過剰に負担をかけ、椎間関節症の原因になります。子供のときには、スポーツのフォームが固まっていないため、腹圧が抜けた状態で、腰を大きくひねって、力を多く出そうとします。このような誤ったフォームが腰椎にストレスをかけ、腰椎分離症を発症させます。


しかしながら、上手なプレーヤーの動きを見ると、体を捻る際に腰から捻っているように見えるため、ビギナーも腰を意識して捻ろうとし、障害を起こす人が多くいるのです。また、「腰を使え」とか、「腰から捻れ」という指導もよく聞かれます。これは正確ではありません。


実は、上級者が腰を捻っているように見えるのは、腰を捻っているのではなく、股関節を巧みに使っているからです。ですから、スイングの際に股関節を上手に使える人は、腰椎への負担が少ないので、腰痛になりにくいのです。実際にプレーしている人も腰を使っている感覚があると思いますが、これは腹圧を高めて腰を使っていることであり、腰を大きく捻っているわけではありません。


股関節を上手に使ったフォームは、体への負担を軽減させ、選手寿命を長く保つことにもなるのです。

(「クリニカルストレッチ」)




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